矯正歯科 岡崎市かない矯正歯科医院

木曜・日曜・祝日休診 AM10:00~PM1:00 PM2:30~PM7:00 0564-25-0505

治療が始まったら・一般的なリスクと副作用

治療に関する疑問・不安は何でも遠慮なくご相談下さい

(1)歯磨きを頑張って!

矯正装置が装着されると、歯が汚れやすく、また磨きにくくなります。
虫歯や歯周病が出来てしまっては、せっかくの歯並び・かみ合わせもだいなしです。
歯磨きを充分に頑張って下さい。治療中は、繰り返し歯磨きの指導を行います。効率の良い歯磨きの方法を身につけて、将来にわたって自分自身でメインテナンスができるようになって欲しいと考えているからです。


(2)装置のトラブルは早めに御連絡ください

ブラケットが外れたり、ワイヤーが折れたりした場合は、なるべく早く御連絡下さい。
装置のトラブルを放置したままでは治療の進行が遅れることがあります。


(3)歯の痛み

歯の移動は炎症反応を伴います。そのため、処置後数日間は痛みを感じます。
通常は、数日間で収まりますが、痛みが継続する場合や、我慢が出来ないほどの痛みを感じる場合は御連絡下さい。


(4)歯根吸収

歯の移動の際、程度の差はあれ、必ず歯根は吸収します。
通常、その吸収のため歯の保存性が損なわれることはほとんどありません。


(5)顎関節症

顎関節症の原因はかみ合わせだけではないことがわかっています。
従って、歯科矯正治療だけでは対応できないこともあります。
顎の関節に雑音、痛みあるいは口が開けにくいなどの症状がある場合は、早めにお知らせ下さい。


(6)一般的なリスクや副作用

上記以外にこのようなリスクや副作用があることをご理解下さい。

1. 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。また様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
   
2. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
   
3. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
   
4. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
   
5. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
   
6. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
   
7. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
   
8. 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
   
9. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
   
10. 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
   
11. あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
   
12. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
   
13. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
   
   
 
(日本矯正歯科学会ホームページより抜粋)

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一般社団法人日本歯科矯正専門医学会
与五沢矯正研究会